2009年12月アーカイブ


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【ウォルターウルフとは?】
バイク好きやクルマ好きの人ならウォルターウルフの名前を聞いたことくらいはあるかと思います。
あるいはF1レースの歴史に詳しいとか・・・。


ウォルターウルフとは人の名前で、ファーストネームがウォルター、ラストネームがウルフに分かれます。
石油王としてその名が知られています。

オーストリア生まれのカナダ人であるウォルター・ウルフは石油採掘装置会社のオーナーであり、石油開発の拡大とともに自社の事業も成功。
それにより莫大な富を手中に収めました。


そのウォルター・ウルフがもっとも強い興味を抱いていたのが「クルマ」でした。
特に「速いクルマ」が大好きであったため、石油関連事業で成功した莫大な富を背景に、彼の趣味?というか、のちにレーシングチームも所有してしまう「クルマ」の世界へと足を踏み入れるわけです。




【ウォルターウルフ・レーシング】
1977年、ウォルター・ウルフはなんと世界最高峰のクルマレースであるF1に参戦しました。
もちろん、レーシングドライバーとしてではなく、レーシングチームのオーナーとして参戦したわけです。
実際は1976年から別のレーシングチームに経営者として参戦してました。
(さすが石油王ですね、ここらへんが一般人とはスケールが違います)

そして、F1デビュー戦であるアルゼンチン戦にて、いきなりの初優勝を果たしてしまうわけです・・・(驚)。
ちなみにそのときのレーシングドライバーがジョディー・シェクター、デザイナーがかの有名なポスルスウェイトだったわけです。

F1への参戦は2年間だけと短い期間でしたが、コンストラクターズチャンピオンこそなかったものの優勝回数3回、3位以内13回と立派な成績を残しました☆


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【ウォルターウルフ ランボルギーニ】
石油王であるウォルター・ウルフ。
クルマが大好きであったが、中でも熱狂的なマニアだったのがランボルギーニ製のクルマである。

ランボルギーニと言えば、このクルマのことが思い浮かぶほどよく知られているのが、「カウンタック」です。


ウォルター・ウルフも、もちろんランボルギーニ製のカウンタックに興味を示さないわけはありませんでした。
ランボルギーニがカウンタックを製造すると聞きつけるや否や、ウォルター・ウルフはすぐにカウンタックのオーダーを入れ、LP400の量産2号車を手に入れることになったわけです。


ところがである、このLP400というカウンタックは形状こそ同じであるがプロトタイプとエンジン仕様が異なっていたのです。


それに不満を持ったウォルター・ウルフ氏。
なんとプロトタイプと同じエンジンを持つ5リットルV12気筒のエンジンのカウンタックをランボルギーニに作らせてしまったのです(金持ちのやることは何から何まですごいですね、ほんと)。

さらに1台のみでは飽き足らず、2号車、3号車までも特注で作らせてしまったということ(らしい・・・)。


しかし、このウォルターウルフの発注した1号車、2号車、3号車がのちのランボルギーニカウンタックのプロトタイプ的なクルマになっていく、というのであるからランボルギーニにとってもありがたい話だったのではないだろうか?



ちなみにウォルター・ウルフが所有していたカウンタックは「ウルフ・カウンタック」と呼ばれ、マニアの間では幻のクルマとなっているのです(すでにウルフ氏からの手を離れいる)☆


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【ウォルターウルフ ガンマ】

クルマ好きのウォルター・ウルフ。
クルマ好きでもあったし、じつはレーシング好きでもあったのです。
そのため、バイクのレースのスポンサーにも名を連ねたことがあったそうです。



ウォルターウルフのブランドロゴをつけたバイク(マシン)をレースで走らせていたのはじつは、バイクの製造販売会社の「スズキ」でした。

では、なぜ、石油王であり熱狂的なレーシングマニアであったウォルターウルフの名前(ロゴ)をスズキのマシンがレースに付けて走らせていたのか?ということですが、それはスズキの企業戦略だったわけです。



レーシング業界で当時世界的に知名度があった「ウォルターウルフ」の名前(ロゴ)。
この商標権をスズキが買い入れ、それを自社のレーシング用のバイク(マシン)に付けて走らせたのですね。

もちろん、ロゴだけでなく、赤と黒をベースにした斬新なカラーリングも人気の秘密でした。



その後、スズキはバイクのレーシングで築いたウォルターウルフのブランドイメージを市販車にまで拡げることになります。


そのシリーズが「ウォルターウルフ ガンマ シリーズ」です。
50cc~500cc、さらにはスクーターにまで及ぶ、全クラスにこのウォルターウルフガンマシリーズをラインナップしてきたわけです。

マシンの性能(ここでは詳しいことは述べませんが・・・)も世代を重ねるごとに安定感が増していき、バイクファンから絶大な人気を得た、というわけです。



石油王のウォルター・ウルフ、その名前にあやかったスズキのブランド戦略も功を奏した、ということですね☆

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