2010年3月アーカイブ

【アザラシオイルとは? (1)】

「アザラシオイル」ってあまり聞いたことがない名前ですよね。
「アザラシオイル」って聞いてすぐに何のことがわかるようであればかなり健康に気を遣っているか、あるいは健康食品やサプリメントに詳しいと言えますね。


「アザラシオイル」とはその名のとおり、アザラシの脂(オイル)のことです。
また、アザラシオイルは別名「ハープシールオイル」とも言われます。


このアザラシオイル(ハープシールオイル)を原料とした健康食品やサプリメントがメタボリックな中高年の世代を中心に注目を集めています。



そもそもアザラシは北極圏に棲む動物として知られていますが、グリーンランドやエスキモー(イヌイット民族)の人たちにとっての貴重な「食料」でもあるんですね。


そのエスキモーなどの人たちは野菜をまったくと言っていいほど食べません。
というか、ご存知のとおり、北極圏の厳寒では野菜が育つような気候ではないわけです。


彼らは必然的に肉食だけの生活をすることになり、栄養が非常に偏っているため、それが健康に悪影響を及ぼしているのではないかと考えられていたのです。


そこでデンマークの有名な博士がエスキモーの疫学調査を実施しまたのですが・・・。

(つづく)


Sponsored Link


【アザラシオイルとは? (2)】
(つづき)

そのデンマークの博士の調査結果は驚くべきものでした。
エスキモーの人たちは食生活が肉食に極端に偏っているため、その傾向が著しく現れると思われたのですが、予想に反し、他の民族よりも動脈硬化などの疾患にかかりずらいという結果が出たのです。


この結果に興味を持った博士らはその原因を究明していくことになったわけです。


その後、いろんな研究により、アザラシの脂の中に含まれる成分、特に「DPA(ドコサペンタエン酸」とともに「EPA(エイコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」といった物質が非常に多く含まれていることがわかったのです。



と言われても、「EPA?DHAって何?」、
「ドコサペン・・・??って言いづらいよ」、と思われたでしょう。(わたしもそう思いました)


この「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」は、「動脈硬化や脳機能、心血管系の病気を改善するのに優れた作用を示す」ことでよく知られていて、「DPA(ドコサペンタエン酸)」は脳機能の維持に深くかかわっている物質であるといことがわかっています。


要するに、アザラシの肉や脂しか食べることのない肉食オンリーのエスキモーの人たちが現代人特有の動脈硬化や心血管系疾患になりにくいのは、このアザラシオイルに含まれるDPA(ドコサペンタエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)の作用がかかわっていた、というわけです。


Sponsored Link


Sponsored Link